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2004年4月 2日 (金)

鎌倉で海棠を見る

鎌倉の妙法寺と安国論寺で、海棠を見た。
今年は例年より花が早いようで、4月3日だというのに最盛期を過ぎようとしていた。
妙法寺の境内の、本堂に向かって左手の並びには、海棠の若木が盛りを誇っていて、写真を撮る人、花を眺める人が集まっている。やや離れた本堂の高見からも、何人もの人が腰掛けて花を眺めている。一方、右側には、ずいぶんな老木がある。太い幹は切り取られており、花には勢いがないが、頑張って咲いている風だった。
この老木の横には、「保存費用として百圓を寄付した」という大正時代の碑が建っているから、その頃にもそれなりの老木だったと推定される。小林秀雄が中原中也と見たという海棠は、恐らくこれだったに違いない。(後日補足:老木であることはさておき、小林秀雄が見た海棠はとっくに無くなっているのでは、という話をどこかで読んだ。)
それにしても、『中原中也の思い出』で描写されているように、はらりはらりと花弁が散る海棠を、まだ見たことがない。今年見た海棠も、盛りを過ぎつつあるとはいえ、まだ赤いぼんぼりのように揺れていた。2度目に訪れて初めて気付いたが、海棠からはほんのりと甘い香りがした。

安国論寺の海棠も、結構な老木だった。老木の幹には、地面から生えている別の若木の幹が差し込まれていて、こちらの姿の方がいっそう痛々しく見えた。

妙法寺の海棠。
P1010042.jpg

P1010044.jpg

安国論寺で見つけたおもしろい石灯籠。三日月と、日と、もう一つは何だろう?
2枚は別の石灯籠だが、一つの石灯籠の3面に3つの意匠が彫ってある。
P1010048.jpg

P1010050.jpg

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